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『ラビリンス 完全版』Recommended!!
押してきたシャッターの1枚1枚は全て同じ意味を持つ ー森山大道 (ラビリンス発売に際して)
「本作でのコンタクトシートの再構築に際して、否応なくこれまでに撮影したフィルム全てを見返すこととなった。」
「ラビリンス 完全版」は森山大道自身が再構築したネガをもとにコンタクトシートから作成されたものです。電子書籍化にあたっては、紙の書籍では惜しむらくは掲載されなかった、約3,000カットを追加収録しています。
押してきたシャッターの1枚1枚は全て同じ意味を持つ ー森山大道 (ラビリンス発売に際して)
「本作でのコンタクトシートの再構築に際して、否応なくこれまでに撮影したフィルム全てを見返すこととなった。」
「ラビリンス 完全版」は森山大道自身が再構築したネガをもとにコンタクトシートから作成されたものです。電子書籍化にあたっては、紙の書籍では惜しむらくは掲載されなかった、約3,000カットを追加収録しています。
『記録』とは
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- 1972年、世界の写真史上に衝撃を与えた写真集「写真よさようなら」を出版した後、同年、自身の写真を見つめ直すために作られたのが、森山大道個人写真誌「記録」。この極私的写真集は、他者に向けてというよりも、まず自らに向けてという性質のもので、日常の気ままにスナップしたものの中から自らが恣意的に選んだ写真を16ページに纏めた私家版でした。しかし、折からのオイルショックによる制作費の高騰などもあり、1973年、「記録5号」を出版した後、休刊となる。その後、34年の時を経て、2006年、Akio Nagasawa Publishing より「記録6号」を出版。
- この「記録」誌は森山大道のライフワークとして、その時々の森山大道の”気分”を体現し、現在も継続中である。