「本作でのコンタクトシートの再構築に際して、否応なくこれまでに撮影したフィルム全てを見返すこととなった。」
フィルムを見返すことは、同時に自身の写真家としての道のりを振り返ること。森山自身が再構築した1 枚のシートのなかには、60年代から 2000年代までのネガが詰まっている。完成後、その過程を振り返り、本作を自身で「LABYRINTH( 迷宮 )」と命名した。
1 つ 1 つのカットが連なっているからこそ、生まれる動きやリズム。視線や垣間見える思考。名作と知られる作品の前後のカットだけではなく、シャッターを押す行為そのものの本質に迫る。
『LABYRINTH』は森山大道自身が再構築したネガをもとに、コンタクトシートを作成しており、今回の電子化に伴い、新たに未収録の約3,000 カットを完全掲載しています。
監修:森山大道写真財団
協力:Akio Nagasawa Publishing, 森山大道写真財団
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