『かつて観た懐かしきマラケシュであり、じつに光の王国そのものであった。』
ー森山大道
(「記録 第30号」より 著者コメント)
差し込む光とそこに現れる影が織りなす濃淡の世界。
映し出される人々や路地と結びつく、自身の記憶や人間の記録。
カメラを片手に、マラケシュの旧市街や市場からアトラス山脈の山間まで足を伸ばし写し廻った。
2015年11月に開催された自身の個展で訪れた、26年ぶりのモロッコ、マラケシュで撮影された作品を収録。
協力:Akio Nagasawa Publishing,森山大道写真財団