

森 康次 (もり やすつぐ)/日本工芸会正会員。
昭和21年(1946)1月5日、京都市中京区に生まれる。「ぬい屋」と呼ばれる日本刺繍業の家に生まれ、昭和36年(1961) 15歳で家業に従事。20歳の時、和装デザイナー 松尾馨氏にきものデザインを、26歳の時、日展画家の桑野むつこ氏に写生と水彩画を習う。 29歳の時、京都市伝統工芸技術コンクールに出品。その後、京都市展、京都府工美展、日本伝統工芸近畿展、日本伝統工芸染織展、日本伝統工芸展、シルク博物館の染織作品展、京都工芸ビエンナーレ、国際テキスタイルコンペティションなどの公募展に出品。入選、入賞多数。昭和60年(1985)第32回日本伝統工芸展に初入選。準会員となる。平成元年(1989)日本工芸会正会員の認定を受ける。公益社団法人 日本工芸会正会員。日本刺繍アトリエ森繍(もりぬい)主宰。